ワークフローにショートプログラムを埋め込む
巻紙アイコンの付いたスクリプトタスクは、プロセスエンジン自体によって実行される自動化処理です。 プロセスエンジンは通常、ワークフローの実行でビジー状態にあるため、スクリプトタスクは比較的時間のかからない単純な機能で使用されます。
スクリプトタスクでは、GroovyEcmaScript を実行できます。 実装は BPMN ワークフローの XML に埋め込まれたショートプログラムです。したがって、スクリプトを変更するとワークフローのバージョンが更新され、履歴が作成されます。 このため、頻繁に変更されるような機能での使用は推奨されませんが、固定された数行のプログラムを実行したり、プロジェクト初期段階でのプロトタイピングに使用できます。
スクリプトタスクを作成する
デバイス:
  • デスクトップブラウザを使用してください。
  1. コンテンツ一覧画面から BPMN ワークフローをクリックします。
  2. スクリプトタスクの接続元になる要素をクリックします。
  3. アクティビティ (角の丸い四角形) アイコンをクリックします。
  4. 追加されたアクティビティレンチアイコンをクリックします。
  5. 「Script Task」をクリックします。
  6. 「プロパティパネルGeneral タブGeneral セクションName」にスクリプトタスクのラベルを入力します。
  7. スクリプトタスクで Groovy を実行するには、「プロパティパネルGeneral タブDetails セクションScript Format」「groovy」を入力します。
  8. 「プロパティパネルGeneral タブDetails セクションScript」に実行するコードを入力します。
  9. スクリプトの戻り値をプロセス変数に保存するには、「プロパティパネルGeneral タブDetails セクションResult Variable」に戻り値を格納する変数の名前を入力します。
EcmaScript を実行する場合は、「Script Format」「ecmascript」を入力します。
プロセス変数を取得または設定する
プロセス変数をスクリプト内で使用できます。 プロセス変数を取得または設定するには、execution オブジェクトを使います。
// variable1 を取得
def variable1 = execution.getVariable("variable1");

// variable1 を設定
execution.setVariable("variable1", "my variable value");
私たちは、お客さまが私たちのウェブサイトをどのように使用するのかを理解し、お客さまの体験を改善するために Cookie を使用しています。 閲覧を続けると Cookie の使用に同意したことになります。
拒否した場合、このウェブサイトにアクセスしてもお客さまの情報は追跡されません。 情報を追跡しない設定を記憶するために、ウェブブラウザで 1 つだけ Cookie が使用されます。