オペレーティングシステムのタイムゾーンを変更する
timedatectl ユーティリティを使用して、オペレーティングシステムのタイムゾーンを変更する方法について説明します。
はじめる前に
- timedatectl ユーティリティの詳細については、オペレーティングシステムに付属のマニュアルを参照してください。
現在のタイムゾーンを表示する
現在のタイムゾーンを表示するには、timedatectl コマンドをオプションなしで実行します。
timedatectl
Local time: Mon 2020-03-30 22:10:26 UTC
Universal time: Mon 2020-03-30 22:10:26 UTC
RTC time: Mon 2020-03-30 22:10:26
Time zone: UTC (UTC, +0000)
NTP enabled: yes
NTP synchronized: yes
RTC in local TZ: no
DST active: n/a
タイムゾーンのリストを表示する
利用可能なタイムゾーンのリストを表示するには、timedatectl コマンドに list-timezones オプションを付けて実行します。
timedatectl list-timezones
タイムゾーンを変更する
タイムゾーンを変更するには、timedatectl コマンドに set-timezone オプションを付けて実行します。
- タイムゾーンを Asia/Tokyo に変更するには、root ユーザで以下のコマンドを入力します。
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
- タイムゾーンが変更されたことを確認するには、以下のコマンドを入力します。
timedatectl Local time: Tue 2020-03-31 07:10:39 JST Universal time: Mon 2020-03-30 22:10:39 UTC RTC time: Mon 2020-03-30 22:10:38 Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) NTP enabled: yes NTP synchronized: yes RTC in local TZ: no DST active: n/a