運用ツール

日々の運用に必要な、状況の見える化・監視・通知・チェック・レポート出力・顧客情報の確認をまとめています。多くは Webtop の Commerce アプリの各セクションから設定します。

ダッシュボード

Webtop の Commerce Dashboard アプリ(読み取り専用)で、売上・在庫・発注・拠点・入荷待ち・顧客・タスク・稼働状況・データ取り込み状況・突合結果・Shopify への書き戻し状況を、それぞれのカードで確認できます。期間は 7 日・30 日・90 日で切り替えられ、各カードから詳しい画面へ移動できます。

  • ダッシュボード自体は何も書き込みません。表示のためだけの画面です。
  • 各カードは対応する機能の状況をそのまま映します。その機能がまだ設定されていない場合、カードは空(0)のまま表示されますが、他のカードには影響しません。

稼働状況の監視(ヘルスモニター)

Shopify との通信状況(Webhook の受信、処理、Admin API の呼び出し)を記録し、問題があれば通知します。記録自体は常に行われており、通知するかどうかだけを設定で選べます。

Webtop の Commerce アプリ → 監視Health で設定します。全体のスイッチは既定で有効ですが、個別の通知ルールは出荷時すべて無効です。使うものを有効にしてください。

ルール 内容
認証エラーの多発 Shopify からの通知の認証エラーが 1 日の件数でしきい値を超えた
API エラー率 Shopify とのやり取りのエラー率がしきい値を超えた
処理エラー率 受け取ったデータの処理エラー率がしきい値を超えた
処理の遅延 1 件の処理にかかった時間がしきい値を超えた

同じ種類の通知が短時間に繰り返されないよう、一定時間は再通知しない間隔(クールダウン)も設定できます。

通知チャネル

Slack・Discord・Microsoft Teams・LINE・メール(SMTP)・汎用 Webhook に対応しています。Webtop の Commerce アプリ → 接続Notifications で設定します。出荷時はすべて無効です。

  • Slack / Discord / Microsoft Teams: それぞれの Incoming Webhook の URL を設定します。
  • LINE: LINE Messaging API のチャネルアクセストークンと送信先を設定します。
  • 汎用 Webhook: 指定した URL に通知内容を送信します。
  • メール(SMTP): 送信元・送信先・SMTP サーバーの情報を設定します。送信先はカンマ区切りで複数指定できます。

有効にしたチャネルすべてに、同じ内容の通知が送られます。通知の送信に失敗しても、業務は止まりません。

Shopify とのズレのチェック(突合)

こちら側のデータと Shopify の実際の状態を定期的に比較し、ズレがあれば Shopify 側の内容に合わせて自動的に修正します(Shopify 側が常に正しいものとして扱われます)。このチェックには Shopify の Admin API 接続が必要です。未接続の間は実行されません。

  • Webtop の独立したアプリ Commerce Reconcile で、実行履歴を確認できます。
  • 既定では、日中に商品情報の変更点だけをチェックする処理が複数回、夜間に在庫全体をチェックする処理が 1 回、自動的に実行されるようスケジュールされています。
  • 設定は Webtop の Commerce アプリ → 取り込み・同期Reconciliation で行います(有効/無効の切り替え、スケジュールの調整)。

レポートと監査

Commerce Reports アプリで売上レポートを、Commerce Oplog アプリで Shopify への書き戻し履歴(監査ログ)を確認できます。どちらもダウンロードボタンから CSV で書き出せます。

  • 売上レポートの生成に Shopify の Admin API 接続は不要です(受け取ったデータをもとに作成します)。
  • 売上は通貨ごとに集計されます(異なる通貨をまとめて合算することはありません)。

タスクの期限管理

未処理のタスクを定期的に確認し、長時間放置されているものや期限を過ぎたものを担当者に知らせます。設定は Webtop の Commerce アプリ → ワークフローTasks で行います。

ルール 内容
未割り当て 長時間、誰も担当していない
長時間オープン 担当の有無にかかわらず長時間対応されていない
期限超過 期限が設定されているのに過ぎている

条件に当てはまると、優先度を上げたり、担当グループに割り当てたりしたうえで通知します。

顧客情報

Shopify の顧客情報をそのまま閲覧・検索できます。タグや会員ステータス、購入額での絞り込みができ、Webtop の Commerce Customers アプリ(一覧・検索)と Commerce Customer アプリ(個別編集)から確認・編集します。

  • 編集した内容(タグ、メモ、免税設定、マーケティング同意など)は Shopify の Admin API を通じて反映されます。Admin API が未接続の間は編集できません。
  • VIP 顧客の指定は、Shopify 側で手動で付けるタグによって行います。 購入履歴から自動的に VIP や休眠顧客を判定する機能はありません。