Docker で起動・設定
MintJams CMS は、公開イメージを使えば Docker 1 コマンドで起動できます。サーバーランタイム、標準バンドル、ビルド済みの Webtop アセットがすべてイメージに含まれています。
前提
- Docker Desktop または Docker Engine が動作していること
- 起動後にアクセスする URL(ローカル検証なら
http://localhost:8080)
最短で起動する
次のコマンドで、フォアグラウンドで起動します。
docker run --rm \
-p 8080:8080 \
-e CMS_PUBLIC_BASE_URL=http://localhost:8080 \
-v cms-repository:/data/repository \
-v cms-secrets:/data/secrets \
--tmpfs /opt/felix/tmp:size=512m,mode=0700 \
mintjams/cms:0.1.13-beta
起動したら、ブラウザで http://localhost:8080/ を開きます。
バックグラウンドで常駐させたい場合は --rm の代わりに -d --name mintjams を指定します。
docker run -d --name mintjams \
-p 8080:8080 \
-e CMS_PUBLIC_BASE_URL=http://localhost:8080 \
-v cms-repository:/data/repository \
-v cms-secrets:/data/secrets \
--tmpfs /opt/felix/tmp:size=512m,mode=0700 \
mintjams/cms:0.1.13-beta
環境変数
| 変数 | 用途 |
|---|---|
CMS_PUBLIC_BASE_URL |
必須。 外部から到達する基準 URL(例: https://cms.example.org)。SAML SP / IdP のリダイレクト URL がここから導出されます。 |
MINTJAMS_CMS_SECRET_KEY_PATH |
AES マスターキーの場所。イメージ既定は /data/secrets/secret-key.yml。 |
CMS_INITIAL_ADMIN_PASSWORD |
任意。admin ユーザーの初期パスワード。未指定なら初回起動時にランダム生成され、/data/repository/INITIAL_PASSWORD.txt(mode 0600)に書き出されます。 |
CMS_SP_KEYSTORE_PASSWORD |
任意。SP キーストアのパスワード。未指定ならランダム生成し、暗号化して保存します。 |
CMS_IDP_KEYSTORE_PASSWORD |
任意。IdP キーストアのパスワード。同上。 |
リバースプロキシの背後で固定運用する場合は、
CMS_PUBLIC_BASE_URLに外部から見える URL(例:https://cms.example.org)を設定してください。SAML の SP / IdP が正しいリダイレクト URL を生成します。
永続ボリューム
データを失わないために、次の 2 つは必ず永続化します。
| マウント | 永続化が必要な理由 |
|---|---|
/data/repository |
JCR コンテンツ、生成された SP/IdP キーストア(*.p12)、自動生成された saml2.yml / idp.yml。失うと空のリポジトリから再スタートになります。 |
/data/secrets |
*.yml 内のキーストアパスワードを暗号化する AES キー。失うと暗号化値を復元できません ― 独立したスケジュールでバックアップしてください。 |
docker compose で起動する
services:
cms:
image: mintjams/cms:0.1.13-beta
restart: unless-stopped
environment:
CMS_PUBLIC_BASE_URL: "http://localhost:8080"
ports:
- "8080:8080"
volumes:
- cms-repository:/data/repository
- cms-secrets:/data/secrets
tmpfs:
- /opt/felix/tmp:size=512m,mode=0700
volumes:
cms-repository:
cms-secrets:
docker compose up -d で起動し、http://localhost:8080/ を開きます。
ゼロ設定の SAML
初回起動時、SAML の設定(saml2.yml / idp.yml)、SP/IdP キーストア、証明書が自動生成されます。IdP は同梱の SP を自動的に信頼する「スターターモード」で立ち上がるため、手動の SAML 設定なしにサインインできます。
トラブルシュート
- 起動しない /
CMS_PUBLIC_BASE_URLのエラー — 環境変数が設定されているか確認してください(必須です)。 - ポートが使用中 —
-p 18080:8080のようにホスト側ポートを変更します。 - 再起動したらデータが消えた — 名前付きボリューム(
cms-repository/cms-secrets)をマウントしているか確認してください。
次のステップ
起動できたら、初回サインインとデスクトップに進み、admin でサインインしてデスクトップを使い始めましょう。