在庫管理
在庫は Shopify の拠点(ロケーション)ごとに取り込まれます。あらかじめ決めた数量(しきい値)を下回ると、担当者への確認タスクが自動的に作られます。発注が必要かどうかは、そのタスクの中で担当者が判断して数量を入力します。自動で発注数量を計算したり、仕入先に自動発送したりする機能はありません。
拠点ごとの在庫
Shopify で在庫が変わると、拠点ごとの数量が自動的に更新されます。複数の拠点をまとめて 1 つの商品の在庫として扱い、注文の引当(どの拠点から出荷するか)に使われます。
引当の優先順位は、Webtop の Commerce アプリ → 在庫 → Locations で設定します。
- 在庫が多い拠点から優先(既定)
- 指定した拠点を優先(優先順位付きで拠点を指定し、残りは在庫が多い順)
- 各拠点で「引当に使わず確保しておく数量」も設定できます
在庫確認のしきい値
しきい値は商品(バリエーション)ごとに 1 つだけ設定する固定の数値です。ルールによる自動計算や需要予測は行いません。
- 商品ごとの設定は、Commerce Product アプリの「Planning」セクションで行います。
- 個別に設定していない商品には、Webtop の Commerce アプリ → 在庫 → Planning で設定する全体の既定値が使われます。
- 個別設定も全体の既定値もない商品は、しきい値が決まるまで在庫監視の対象外になります。
在庫確認タスクの流れ
- 拠点ごとの在庫合計が、設定したしきい値を下回った瞬間に、「在庫確認+発注」タスクが作られます(下回ったままの間、何度も作られることはありません)。
- しきい値がまだ設定されていない商品には、代わりに「しきい値設定」タスクが作られます。この動きは Webtop の Commerce アプリ → 在庫 → Inventory alert で、「しきい値設定タスクを作る」(既定)か「何もしない」かを選べます。
- どちらのタスクも Webtop の Tasks アプリに表示されます。「在庫確認+発注」タスクでは、現在の在庫数・しきい値・前回の発注実績を確認しながら、必要な発注数量を担当者が入力します。入力すると、入荷予定として Shopify 側にも記録されます(数量を 0 のまま完了すると Shopify には何も記録されません)。
在庫の反映がまれに遅れたり抜けたりしても、「運用ツール」の突合(Shopify とのズレのチェック)が定期的に在庫を取り直して再評価するため、最終的には正しい状態に追いつきます。
注意: Shopify から一度もこちらに届いていない商品(新規登録直後など)は、在庫確認の対象になりません。商品が取り込まれ、しきい値が設定されてから監視が始まります。
入荷待ち(バックオーダー)
注文された数量が在庫を上回った場合、または商品に予約商品用のタグが付いている場合、その注文明細は「入荷待ち」として記録されます。
- 在庫が入荷すると、古い注文から順に、入荷待ちを解消する「入荷待ち解放」タスクが作られます。
- 返金になった注文の入荷待ちは自動的に取り消されます。
- 対象の商品タグや通知の有無は、Webtop の Commerce アプリ → 在庫 → Backorders で設定します(既定: 入荷待ちの発生時・解放時ともに通知)。
有効化(既定は休止状態)
在庫確認・入荷待ちの仕組み自体は常に動作していますが、次の設定が済むまでは何も通知されません。
- Shopify との接続(Webtop の Commerce アプリ → 接続 → Shop): Admin API の 4 項目(ショップドメイン・API バージョン・クライアント ID・クライアントシークレット)を入力します。
- Webhook の登録(同じく Commerce アプリ → 接続 → Webhooks): コールバック URL を入力してボタンを押すだけで、在庫変動や商品変更などの通知登録がまとめて行われます。手順は「データ連携」を参照してください。
- 通知チャネル(Commerce アプリ → 接続 → Notifications): Slack・Discord・Microsoft Teams・LINE・メール・汎用 Webhook に対応しています。出荷時はすべて無効なので、使うものを 1 つ以上有効にし、接続先を設定してください。通知チャネルが無くても在庫確認タスク自体は作られますが、担当者への通知は届きません。
- 在庫確認のしきい値: 上記の「在庫確認のしきい値」を参照し、商品ごと、または全体の既定値を設定してください。何も設定しない場合は、「しきい値設定」タスクを通じて商品ごとに設定していく運用になります。